专利摘要:

公开号:WO1980002161A1
申请号:PCT/JP1980/000060
申请日:1980-04-04
公开日:1980-10-16
发明作者:S Wakita;A Sakonooka
申请人:Mitsubishi Metal Corp;S Wakita;A Sakonooka;
IPC主号:C23C2-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 .
[0002] 〔 発明の名称 〕
[0003] 耐溶融亜鉛侵食性のすぐれた鉄基合金
[0004] 〔 技 術 分 野 〕
[0005] ' この発明は、 耐溶融亜鉛侵食性のすぐれた鉄基合金、 特に溶融亜鉛に直接さらされる構造部材用に、 例えば連 続溶融亜鉛メ ツキ装置の構造部材用に铸物材として、 加 ェ材として、 あるいは肉盛溶接材として利用される、 耐 溶融亜鉛侵食性のすぐれた鉄基合金に関する。
[0006] この発明は、 さらに、 かかる鉄基合金から製造した連 続溶融亜鈷メ ツキ装置用の構造部材に関する。
[0007] 〔 背 景 技 術 〕
[0008] 連続溶融亜鉛メ ツキ装置は、 第 1 図にその構成を略式 で示すよ うに、 メ ツキ槽( ^ ッ ト ) 1, サ^ー ト 口 一ル 2, シ ンク ロ 一ノレ (ポッ ト ロ ーノレ ) 5, ス リーブ 4, ハ ン ガ(アーム ) 5, およびスナウ ト ό等の各構造部材か ら構成される。 なお, 第 1 図に示す装置にあっては, ス ナト ウ όを経て槽内に供給される鋼板 7は, 図中矢印で 示すよ うに, ハ ンガ 5により支持されたシンク ロ ^"ル 5 に向かい, 所定量の亜鉛がメ ツキされてからサボ一ドロ —ル 2を経てメ ツキ槽 1から取り出される。 図中, 口 一 ル'の回転方向は矢印で示す。
[0009] 従来, このよ うな連続溶融亜鉛メ ツキ装置の構造部材 は、 低炭素鋼およびス テ ンレス鋼 ( JIS SUS 504 , 509 など) あるいはス テ ン レス篛物 ( JIS ΗΗ など) を使用 一 O PI ゝ IPO . して 鏺造ゃ塑性加工によ り製造されている。
[0010] 伊 Jえ 、 サ ー ト ロ ール, シンク ロ ノレ, ス リーブお よび軸受メ タルなどの製造に使用されているステン レス 錡鋼は、 機械的摩耗が加わった流動亜鉛中にさらされる ため、 耐溶融亜鉛侵食性(以下耐侵食性)がきわめて悪 く, 1 〜 2週間毎に取り換えなければならないのが現状 である。 したがって, ステライ ト合金を表面に肉盛溶接 したり、 W Gをプラズマ溶射したりして使用する.ことが 試験的に試みられている。
[0011] またメ ツキ槽ゃスナウ トの製造に用いられている低炭 素鋼は、 流動状態が比較的ゆるやかな溶融 Ζ τι 中でも耐 侵食性が劣るものであるため、 肉厚を大き く したり、 あ るいは静止亜鉛状態で比較的耐侵食性が良好であるとさ れているヘイ ンズ合金(例えば、 ΉΑ - 2 5 ) をこれら 部材の表面に薄板として内張りしたりしている。
[0012] しかしながら、 これらの内張りを施した構造部材にお いても、 溶融亜鉛が流動状態にあると (例えばスナウ ト の内側ゃメ ツキ槽における液界面との接触部分およびそ の近傍)耐侵食性は満足すべきものではない。
[0013] また、 ステライ ト合金を肉盛溶接した構造部材では, ステライ ト合金自身が機械的耐摩耗性が良好で、 流動亜 鉛状態中での耐侵食性も比較的良好であるため、 サ^— ト ロールなどに使用して耐侵食性は良好であるが、 しか しステライ ト合金が硬すぎるため、 処理製品の鋼板にき ずがついたり、 口一ル表面の再研摩の際に表面に割れが
[0014] OMPI
[0015] WIPO 'ό
[0016] 発生したりする問題があり、 長期に亘る使用寿命を期侍 することはできない。 さらに, 例えば、 Co : (5 1 ^ , C : 2 8 W : 5 ^ , N t : 1 5 その他の成分 : 4.5 (以上重量 ) からなる標準組成を有するステラ ィ ト ^ ό に見られるよ うに、 ス テラ イ ト合金は高価な Go の含有量が高いため、 材料費の高いものとなり、 コス ト 高となるのを避けることができないなどの問題点がある。 〔 発明の開示 〕
[0017] この発明は、 上述のよ うな観点から、 安価にして、 流 動状態の溶融亜銥に対するすぐれた耐侵食性を有すると ともに、 機械的な摩耗に十分耐えかつ鋼板にきずをつけ ないよ うな適度な硬さを有する合金であって、 しかも铸 造材, 加工材, および肉盛溶接材として使用することが できる鉄基合金を提供するものである。
[0018] この発明はさらに、 上記鉄基合金から作られた, 連続 溶融亜鉛メ ツキ装置用に長期間連続して使用できる構造 部材を提供するものである。
[0019] この発明は, なお, さらに上記鉄基合金を使用して流 動状態の溶融亜鉑による侵食を防止する方法を提供する ものである。
[0020] 本発明者らは、 上述のよ うな目的を達成すべく種々検 討, 実験を重ねて本発明を完成した。
[0021] すなわち、 発明者らの見出したところによれば、 N (およびノまたは Τ α ), Mo (および Ζまたは W ) , Go , および Gは溶融亜鉑による侵食を減少させる元素であり, —方, N , Gr, A および Ti は耐侵食性を劣化させる 元素である。 したがって,' 耐侵食性の優れた合金を開発 するには, 合金成分として ,T£ は積極的に添加せず, Gr ,Ni 量をできる限り下げ, 反面 Go量を増し, Mo , N はできる限り多く添加するのが良い。 なお, Fe は Co ,Ν ,Μο などと合金を形成する場合は、 耐侵食性に ほぽ中性的挙動を示すので、 適当量の で合金成分の パラ ンスをとることが経済的にも望ましいと考えられる, かく して、 この発明は、 本質的に、 重量 で、
[0022] 炭 素 : 0.01〜 2 , .
[0023] ケィ素 : 0.01〜 2 ,
[0024] マ ンガン : 0.01〜 2 %,
[0025] ニオブおよびタ ンタ ルから成る群から選んだ少なく と も 1種: 合計で, 1〜 ό
[0026] モ リ ブデンおよびタ ングス テンから成る群から選んだ 少なく とも 1種:合計で, 1〜 1 0 , 好ましくは
[0027] 5.5〜 1 0 ^,
[0028] ニ ッ ケル : 1 0〜 3 0 %,
[0029] コバル ト : 1 0〜 0 ^ ,
[0030] ク ロ ム ·· 1 0〜 25 ^,
[0031] 鉄および不可避的不純物:残
[0032] から成る、 耐溶融亜鉛侵食性のすぐれた鉄基合金である < さらに好ましくは、 上記鉄基合金は前記モ リ ブデンお よびタ ングステンのうち少なく とも本質的にモ リ ブデン 5.5〜 1 0 %を含むものである。
[0033] ΟΜΡΙ
[0034] 曹 Ο この発明に係る鉄基合金は、 ジルコニウ ム 0.001〜 2 およびホウ素 0.001〜 2 %から成る群から選んだ少な く と も 1種をさらに含有しても よい。 二ッケル, コパル ト およびク ロ ムは好まし くは以下の範囲にある。
[0035] -ッケル : 1 0〜 1 5 ¾
[0036] コパル 卜 : 1 5〜 5 0 %
[0037] ク 口 ム : 1 0〜 1 8 ¾δ
[0038] このよ うに、 この発明は、 T および の作用効果に 注目 して、 それらを積極的に排除するものであって、 か く して得られる鉄基合金はすぐれた耐溶融亜鉛侵食性を 示す。 したがって、 さらに、 この発明は、 本質的に、 重 量 ¾で、
[0039] 炭 素 : 0.0 1〜 2 ¾,
[0040] ケィ素 : ο 1〜2 %,
[0041] マンガン : 0.0 1〜 2 % ,
[0042] ニオブおよびタ ンタルから成る群から選んだ少な く と も 1種 : 合計で、 1〜 ό %,
[0043] モ リ ブデンおよびタ ングステンから成る群から選んだ 少な く とも 1種 :合計で、 1〜 1 0 %, 好まし くは 5.5〜 1 0 %,
[0044] ニッケル : 1 0〜 0 ^,
[0045] コパル ト : 1 0〜 3 0 δ,
[0046] ク ロ ム : 1 Q〜2 5 %,
[0047] 鉄および不可避的不純物 :残
[0048] から成る鉄基合金で製作した連続溶融亜鉛メ ツキ装置用 の構造部材である。
[0049] つぎに、 この発明の鉄基合金において、 成分組成範囲 を上記の通りに限定した理由を説明する。
[0050] 炭素 (C)
[0051] その含有量が 0. 0 1 未満では、 篛造時および肉盛溶 接時に所望の湯流れ性を確保することができないばかり でなく、 所望の強度を合金に付与することができず、 一 方 2 %を越えて含有させると、 合金の硬さの著しい上昇 とそれに伴なう脆化が著しく、 合金に割れが多発するよ うになることから、 その含有量を 0. 0 1〜2 と定めた。 ケィ素およびマ ンガン ( S iおよび Μπ )
[0052] ケィ素およびマ ンガンは脱酸 . 脱硫作用があり、 さら にケィ素には湯流れ性を改善する作用が、 またマ ンガン には合金を強靱化する作用があるが、 それぞれの含有量 が 0. 0 1 未満では、 前記作用に所望の効果が得られず、 —方、 それぞれ 2 を越えて含有させると、 ケィ素に関 しては合金脆化が著し くなり、 またマンガンについては よ り一層の改善効果がないことから、 その含有量をそれ ぞれ 0. 0 1〜 2 %と定めた。
[0053] ニ オ ブおよびタ ン タ ル ( Ν および )
[0054] ニオブおよびタ ン タルは耐侵食性を著しく向上させる 作用があるが、 その合計含有量が 1 未満では前記作用 に所望の効果が得られず、 一方 ό を越えて含有させる と、 篛造性および塑性加工性が劣化するようになること から、 その含有量を合計量で 1〜 ό と定めた。 ニオブ
[0055] OMPI およびタ ンタルについては少なく とも 1種を含む。
[0056] モ リ ブデンおよびタ ン グス テン ( Mo および W )
[0057] モ リ ブデンおよびタ ングステンにはニオブとの共存に おいて耐侵食性をさらに一段と改善する作用があるが、 その合計含有量が 1 未満では前記改善作用に所望の効 果が得られず、 一方 1 0 を越えて含有させても、 さら に一段の改善効果がなく、 コ ス ト高を招く原因ともなる ことから、 その含有量を合計量で 1 1 0 %と定めた。 好ましくは、 その合計量は 5. 5 1 0 ? δである。 さらに 好まし くはモ リ ブデンを本質的に 5. 5 1 0 %含有する。 このよ.うに高含量のモリ ブデンを含有させると耐侵食性 についてさらに著しい改善がみられる。
[0058] ニ ッ ケ ル ( N i )
[0059] ニッケルには合金組織をオーステナイ ト化して塑性加 ェ性を改善する作用があるが、 その含有量が 1 0 %未満 では所望の塑性加工性改善効果を確保することができず、 一方 5 0 を越えて含有させると、 著しい耐侵食性低下 をもたらすよ うになることから、 その含有量を 1 0 5 0 °h、 好ましくは 1 0 1 5 と定めた。
[0060] ミ ノレ ト Go )
[0061] ミル ト には、 ニオブ, モ リ ブデン, およびタ ングス テンによってもたらされるすぐれた耐侵食性をさらに改 善する作用がありかつニ ッ ケルと共に合金組織をオース テナイ ト化して塑性加工性を改善する作用があるが、 そ の含有量が 1 0 未満では前記作用に所望の効果を確保
[0062] ΟΜΡΙ することができず、 一方 3 0 %を越えて含有させても、 よ り一層の改善がなされず、 コス ト高を招くだけである ことから、 その含有量を 1 0〜 5 0 , 好ましぐは 1 5 〜 5 0 と定めた。
[0063] ク ロ ム (〇r) ク ロムには合金素地を強化すると共に、 耐酸化性を向 上させる作用があるが、 その含有量が 1 0 %未満では前 記作用に所望の効果が得られず、 一方 2 5 %を越えて含 有させると耐侵食性が著しく低下するよ うになることか ら、 その含有量を 1 0〜 2 5 %, 好ましくは 1 0〜 1 8 °hと定めた。
[0064] ジルコニウ ム お よ び ホ ウ 素 ( Zrおよび B )
[0065] ジノレ コニゥ ムおよびホウ素に^、 ニオブ, タ ンタノレ, モ リ ブデンおよびタ ングステンとの共存において、 特に 結晶粒界の耐侵食性を改善すると共に、 結晶粒界を強靱 化して塑性加工時における割れを防止する作用がある力 その含有量が、 0.001 % 未満では前記作用に所望の効 果が得られず、 一方 2 %を越えて含有させると合金の脆 化が著しくなることから、 その含有量をそれぞれ 0.001 〜 2 と定めた。
[0066] A , Tiは積極的に排除される。
[0067] この発明の合金に含まれる不可避不純物は燐(P),硫 黄 (S), バナジウ ム (V)および酸素(〇)等であり、 それ ぞれ一般には、 0.0 5 %以下, 通常 0.0 1 5δ以下に制限 される。
[0068] OMPI Ρ 〔 図面の簡単な説明 〕
[0069] 添付図面は連続溶融亜鉑メ ツキ装置の構成の略式説明 図でめる
[0070] 〔 実施 例 〕
[0071] この発明に係る合金(以下, 発明合金という ) を実施 例により比較合金および従来合金と対比しながら説明す る
[0072] 高周波炉を使用し、 通常の,大気溶解法により次表に示 す最終成分組成をもった溶湯を調製し、 砂型モ一ル に 鏡造することによって、 長さ 1 0 0龍 X幅 8 ΟΜΙΧ厚さ 15 mmの寸法をもった発明合金 1〜 2 0, 比較合金 1〜 5, および従来合金 1 および 2 と、 直径 7 5 mm X高さ 150酺 の寸法をもった発明合金 21 , 22 および従来合金 3およ び 4をそれぞれ製造し、 さらに前記発明合金 21, '22 お よび従来合金 5および 4に対しては温度 1100 Cにて熱 間鍛造を施してその直径を 1 5 πΦ とした。
[0073] なお、 比較合金 1〜5は、 いずれもこの発明の範囲か ら外れた成分組成をもつものであり、 また従来合金 1は ステン レス铸鋼 ΗΗ、 2はステラ イ ト ^ όおよび従来合 金 3は低炭素鋼、 4はヘイ ンズアロイ ^ 2 5にそれぞれ 相当する成分組成をもつものである。
[0074] ついで、 この結果得られた発明合金 1〜 2 2, 比較合 金 "!〜 5, および従来合金 1〜 4から, 直径 1 2露 長さ 3 5籠の寸法をもった耐侵食性試験用試験片を削り 出し、'この試験片を温度 4 7 0 Cおよび 5 2 C3 Cに加熱
[0075] Ο ΡΙ ΰ した溶融亜鉛浴中に浸漬しながら、 半径 5 5∞の円周上 を 2 5 0 P.™.の回転速度で、 回転し、 2 5時間保持後 引き上げ、 その平均侵 ·食深さを測定した。 この結果の測 定値を別表に合せて示したが、 この測定値は保持時間を 1年に換算したものとして示した。 溶融亜鉛メ ツキ装置 などの構造部材は、 実際に流動状態の溶融亜鉛に直接さ らされることが多く、 静止状態の浸漬試験でいく ら良い 耐侵食性を持つと評価されても流動状態では著しく耐侵 食性が劣化する合金もある。 従って上記試験の如く流動 状態での溶融亜鉛浴中での浸漬試験によって合金の耐侵 食性を評価することがきわめて重要である。
[0076] な 第 1表中には各合金の 5 0 0 Cにおける高温硬さ ( Hv : 5 0 ^ ) の測定値も示してある。
[0077] 1
[0078] (つづき )
[0079]
[0080] ※ 流動滚融 Z 状態における侵食深さ,年率に換算。
[0081] OMPI
[0082] WIPO 一般に、 この種の溶融亜鉛に直接さらされる構造用部 材の製造に用いられる合金としては、 流動亜銥状態で、 亜鉛の温度が通常の操業温度( 4 5 0〜4 7 0 C ) では、 平均侵食深さ: 2 0. 0 TOZ年以下の耐侵食性をもつことが望 ましいとされており、 したがって、 表に示されるように、 発明合金 1 〜 2 2は、 篛造材および鍛造材のいずれのも のも前記条件を満足するすぐれた耐侵食性をもつことが 明らかである。
[0083] これに対して、 比較合金 1 〜 5および従来合金 1〜 4 は、 いずれも平均侵食深さ : 2 ο 5∞z年を越えた耐侵食 性を示し、 特に-才ブおよびタ ン タ ルをほとんど含有し ない比較合金 1, およびニオブおよびタ ン タ ルの含有量 はこの発明の範囲内にあるがモリ ブデンおよびタングス テンをほとんど含有しない比較合金 2 , さらに-ォブ, タ ンタルおよびモ リ ブデンの含有量は本発明の範囲内に あるが、 ク ロ ムの含有量がこの発明の範囲内から高い方 に外れた比較合金 5はきわめて悪い耐侵食性を示し、 さ らにニオブ, タ ン タ ル, モ リ ブデン, タ ン グス テ ンおよ びコ バル トを含有しない従来合金 3 (低炭素鋼) および 従来合金 1 ( ス テ ン レス篛鋼 HH )は、 著しく悪い耐侵食 性を示すものであった。
[0084] 上述のよ うに、 この発明にかかる合金は、 きわめてす ぐれた耐侵食性を有しているので、 例えば連続溶融亜鉛 メ ツキ装置に けるメ ツキ槽, ス リ ーブおよびスナウ ト などの構造部材に、 さらに、 この発明にかかる合金の硬
[0085] O PI さはステラ イ ト ^ ό程高くなく、 ス テン レス錡鋼 ΗΗ 程 は低くなく適度の硬さを有しているので、 サボ一 ト 口 一 ル, シンク ロ ールなど製品との機械的摩耗が加味される 構造部材の製造に、 錡物材, 加工材および肉盛溶接材な どして使用した場合に、 すぐれた性能を発揮し、 長期に 亘る使用を可能とするばかりでなく、 高価なコパルトな どの含有量が比較的低いので、 その製造コス ト も安価に なるなどの著し くすぐれた特性を有する。
[0086] ΟΜΡΙ
[0087] ト 2PO
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
1. 本質的に、 重量 で、
炭 素 : 0. 0 1〜 2 ¾、
ケィ 素 : 0. 0 1〜2 %、
マ ンガン : 0. 0 1〜 2 ^、
ニオブおよびタ ンタルから成る群から選んだ少なく と も 1種 : 合計で, 1〜 ό .%,
モ リ ブデンおよびタ ングス テンから成る群から選ん だ少な く とも 1種 : 合計で, 1〜 1 0 ¾,
ニ ッ ケル : 1 C!〜 5 0 %、
コバルト : 1 0〜 5 0 %、
ク ロ ム : 1 0〜 2 5 ¾、
鉄および不可避的不純物 :残
から成る、 耐溶融亜鉛侵食性のすぐれた鉄基合金。
2. モ リ ブデンおよびタ ングステ ンから成る群から選ん だ少な く と も 1 種、 合計で、 5. 5〜 1 0 を含む、 請 求の範囲第 1項に記載の鉄基合金。
δ. 前記モ リ ブデンおよびタ ングステンのうち少なく と もモ リ ブデンを 5. 5〜 1 0 %含む、 請求の範囲第 1項 または第 2項に記載の鉄基合金。
4. ジル コ ニ ウ ム 0. 0 0 1〜 2 ¾δおよびホウ素 0. 0 0 1〜
2 ^から成る群から選んだ少な く と も 1種をさらに含 有する、 請求の範囲第 1 項ないし第 5項のいずれかに 記載の鉄基合金。
5. ニ ッ ケル : 1 0〜 "! 5 ¾
OMPI_ WIPO コ ノミノレ ト = 1 5〜 5 0 ^,
ク ロ ム = 1 0〜 1 8 ¾δ,
である、請求の範囲第 1項ないし第 4項のいずれかに記 載の鉄基合金。
6. 本質的に、 重量 で、
炭 素 : 0.0 1〜 2 δ,
ケィ素 : 0.0 1〜 2 %,
マ ンガン : 0.0 1〜2 ¾,
ニオブおよびタ ン タルから成る群から選んだ少なく とも 1種:合計で, 1〜 ό ¾,
モ リ ブデンおよびタ ングステンから成る群から選ん だ少なく とも 1種:合計で, 1〜 1 0 ¾,
ニ ッ ケル : 1 0〜 3 0 °h、
コパル 卜 = 1 0〜 5 0 ^ ,
ク ロ ム : 1 0〜 25 ¾,
鉄および不可避的不純物 :残
から成る鉄基合金で製作した連続溶融亜鉛メ ツキ装置 用の構造部材。
7. 前記鉄基合金がモリ ブデン よびタングステンから 成る群から選んだ少なく とも 1種、 合計で、 5.5〜10
^を含む、 請求の範囲第 ό項記載の構造部材。
8. 前記鉄基合金が前記モリ ブデンおよびタ ングステン . のうち少なく ともモ リ ブデンを 5.5〜 1 0 含む、 請 求の範囲第 ό項または第 7項に記載の構造部材。
9. 前記鉄基合金が、 ジルコニ ウ ム 0.001〜2%および
O PI
、 二, ホウ素 ο ο ι〜2% から成る群から選んだ少なく と も 1種をさらに含有する、 請求の範囲第 ό項ないし第
8項のいずれかに記載の構造部材。
10. ニ ッ ケル : 1 0〜 1 5 ¾ ,
コ ノミノレ ト : 1 5〜3 0 ¾,
ク ロ ム : 1 0〜 1 8 ¾,
である、 請求の範囲第 ό項ない 第 9項のいずれかに 記載の構造部材。
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法律状态:
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP79/40616||1979-04-04||
JP4061679A|JPS5929105B2|1979-04-04|1979-04-04||DE8080900638T| DE3071071D1|1979-04-04|1980-04-04|Iron-base alloy having excellent molten zinc corrosion resistance|
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